扁平足っていったいなに?
2023/01/13
扁平足(へんぺいそく)っていったいなに?
2023年1月〇〇日
皆さん一度は「扁平足」って耳にしたことはあると思います。
でも実際のところ自身が扁平足なのかどうかってわかってるようでわからないことが多いかもしれません…。
今日はそんな扁平足についてお話したいと思います。
扁平足とは「土踏まず」が平坦になってしまっている状態を言います。
少し難しく言うと「舟状骨(しゅうじょうこつ)」という土踏まずの部分にある骨が地面に近くなりすぎた状態です。
しかし、扁平足はそれだけではありません。
実際に座った状態だと土踏まずがあり、立つと土踏まずがなくなる。といった「隠れ扁平足」の方もいます。
では、実際にどういった弊害を及ぼすのでしょうか?
よくある症状としては、足底腱膜炎(そくていけんまくえん)、シンスプリント、外反母趾(がいはんぼし)、ふくらはぎの張り感・肉離れなど主に足の症状を引き起こします。
それだけでなく、人によっては膝の痛み、股関節の痛み、腰痛などほかの部分まで影響を与えてしまうこともあります。
なんとなく放置されがちな扁平足ですが、そのままにしておくと良くないことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
では、どうすれば良いのでしょうか?
方法として一部紹介します。
まず1つめが、整骨院や治療院などで足をみてもらい治療していく方法です。
扁平足は固くなっている筋肉と動きが悪くなっている筋肉によって起こっている場合があります。
この場合は整骨院や治療院の先生にマッサージや整体などで、問題となっている筋肉をほぐしてもらうことで改善されることがあります。
2つ目が、インソールや運動によって改善していく方法です。
インソールでは土踏まずなどをしっかり保つようにして扁平足を改善することが望めます。
主に土踏まずの部分を高くするインソールが市販などでもよく販売されていますよね。
自分の足にあえば問題はありませんが、オーダーメイドではないのであわないことが多いです。
もし自分にあったインソールを使用したい際はインソール専門のお店などで作製することをお勧めします。
また、運動では土踏まずがつぶれてしまって動かしずらい筋肉があるため、その筋肉を動かすことで再び土踏まずを取り戻せる可能性もあります。
ただし方法や順番を間違えて行ってしまうとかえって逆効果になることもあるので要注意です。
おおまかな改善方法をご紹介しましたが、一番いいのは「未然に防ぐこと」です。
その未然に防ぐ方法の一つが「靴」です。
多くの人が靴の横幅が小さいからと言って縦幅のサイズを大きくします。
しかし、横幅があわないからといってサイズ(縦幅)を大きくしすぎるとかえって扁平足や外反母趾の進行を促進してしまうので、靴選びはぜひ慎重に行ってください!
そこで今回は未然に防ぐ&悪化させないためにも絶対にチェックすべき「適正な靴のサイズ選定」をご紹介します!
①靴を履き、かかとの隙間をなくします。
②つま先部分のゆとりが約1センチぐらいかを確認します。(つま先のゆとり部分を指で押して確認してみる)
③小さいと感じたら単純にサイズUPするのではなく、靴の横幅を広げましょう!
(日本規格のメーカーでは横幅のサイズがいくつかあります。)
④横幅もフィットすれば最後にヒモやジップを締め、歩いて違和感がなければOKです!
以上が簡単にお店でもできる靴の選定になります。
靴を買う際は上記を参考に購入してみてくださいね♪
もし自分って扁平足なのかな、足の裏が痛いなどお悩みがある方は、お気軽にありのみ整骨院にご相談ください!