膝のねじれが膝の痛みに?
2023/02/13
あなたの膝ねじれていませんか?
今回は「膝の痛み」についてお話していきたいと思います。
膝の痛みは様々な原因からくることが多いですが、その中でも特に原因の一つとなっているのが「ねじれ」です。
膝がねじれるといった状態は一体どういうことなのか?を解説していきます。
まず、膝はすねの骨である「脛骨(けいこつ)」、太もも骨の「大腿骨(だいたいこつ)」、膝のお皿の「膝蓋骨(しつがいこつ)」といった3つの骨で構成されています。
通常なら脛骨も大腿骨もほぼ正面を向いた状態で位置し、膝の曲げ伸ばしの際に多少のねじれ(回旋)がおこります。
膝を曲げた時は少し内側にねじれ、伸ばした時は少し外側にねじれます。
これが正常です!
「あれ?普段からねじれてるのなら問題ないのでは?」とおもいますよね。
実はここからが重要です。
確かに正常な動きでも多少の「ねじれ」は起こります。
しかし、それはあくまで「正常な位置(ほぼ正面を向いた状態)」の場合です。
悪いねじれの場合、動かす前から脛骨が外側を向いた状態、大腿骨は内側を向いた状態に位置しており、
その状態から膝を曲げ伸ばししてしまうと、過度なねじれがおこってしまいます。
この場合、膝のまわりを覆っている筋肉や靭帯、軟骨などに過度なストレスがかかってしまい痛みを引き起こしてしまうケースが多いのです。
では、何故このようにねじれてしまうのでしょうか?
ねじれてしまう原因は、足首や股関節の位置不良によって起こります。
特に「扁平足(へんぺいそく)」や「反り腰」の状態になっていると股関節や足首の位置が悪くなってしまうため膝がねじれやすくなり、結果として痛みを引き起こしてしまいます。
*扁平足や反り腰との位置の関係性についてはまた違う機会にお話しします。
このようにして膝の痛みが起こっていることはお判り頂けたでしょうか?
膝の痛みの様々な原因の一つとして今回は「ねじれ」についてお話させて頂きました。
これらを踏まえて、当院では膝の痛みの際に膝だけじゃなく、股関節や足首も一緒に施術することで膝の痛みの改善に取り組んでいます。
もし膝でお困りのことがありましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください!