坐骨神経痛の原因について
2023/04/12
坐骨神経痛の原因について
座り続けていると足がしびれてくる。
歩いていると足がだるくなる。
といったことはありますか?
もしかしたらその症状、坐骨神経痛かもしれません。
『坐骨神経痛』という言葉を聞いたことはありますか?
この記事を読んでみようと思ったということは、もうすでにある程度ご自身で調べてくださっているかもしれませんね。
今回は坐骨神経痛とは、というところからまずお話していきます。
【坐骨神経痛とは】
まず坐骨神経痛とは、文字通り坐骨神経で痛みを感じている症状のことです。
坐骨神経は腰から始まり、骨盤内を通りお尻や太もも裏、膝裏を通り枝分かれしながら最終的には足先まで続いている非常に長い神経のことです。
この神経が圧迫され、ピンと張った状態からさらに引き伸ばされることで痛みやしびれが起こります。
代表的な疾患は
腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばん)
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
などが挙げられます。
【なぜ痛みやしびれが発生するのか】
先ほども述べた通り、神経が圧迫され、ピンと張った状態からさらに引き伸ばされることで痛みやしびれが起こります。
詳しく解説すると、まず第一に、神経は圧迫されただけでは痛みやしびれは発生しません。
それは、正常な神経はある程度余裕をもった状態だからです。
わかりやすくいうと、ヒモ(神経)が少したるんでいる、ということです。
ですから、多少表面から押さえつけられようがなんともないのです。
しかし、これが椎間板や筋肉によって押さえつけられ、たるみの余裕がなくなったら問題です。
ピンと張りつめた状態の神経は伸ばされることに対して非常に弱くなります。
そのような状況でさらに伸ばされると痛みやしびれが発生するのです。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板が正常な位置から逸脱し、坐骨神経を圧迫し押さえつけます。
坐骨神経は“たわみ”という余裕がなくなりピンと張った状態になりますが、まだ大丈夫です。
この時点では痛みもしびれもありません。
しかし、坐骨神経の余裕がなくなった状態から上半身を前に倒す前屈のような、坐骨神経が伸ばされるようなことが起こると限界を越えてしまい痛みやしびれが発生してしまいます。
これが坐骨神経痛の仕組みです。
【最後に】
いかがでしたか?
今回の記事があなたのお役に立てれば幸いです。
ご質問などありましたら、いつでもLINEからご連絡くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
HEALING FACTORY
ありのみ整骨院 岸和田院
院長 永井