ありのみ整骨院 岸和田院

何もないところでつまづくあなたへ

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何もないところでつまづくあなたへ

2023/05/05

何もないところでつまづくあなたへ

最近、平坦な道でつまづいたり、ズボンを履く時に足があげづらいということはありましたか?

 

これには原因として考えられるものがいくつか挙げられます。

今回はその考えられる原因についてお話していきます。

 

【股関節の問題】

 

まず股関節から見ていきましょう。

股関節の曲がりが悪いということは、股関節を曲げる筋肉がうまく働いていないということです。

股関節を曲げる筋肉はいくつかあるのですが、その中でも腸腰筋(ちょうようきん)と大腿直筋(だいたいちょっきん)に注目してみましょう。

 

腸腰筋とは、3つの筋肉の総称です。

背骨の腰の部分から、骨盤の中を通って太ももの骨まで続いています。

これらの筋肉はぎゅっと縮むことで股関節を曲げ足をあげる働きをします。

次に大腿直筋です。

大腿直筋というのは大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と呼ばれる太ももの前側にある4つの大きな筋肉のうちのひとつです。

 

その中でも一番表面側にあるのが大腿直筋ですが、唯一骨盤から始まっている筋肉なのです。

大腿四頭筋の主な働きは膝を伸ばすことですが、大腿直筋は腸腰筋と同じように股関節を曲げる働きもしています。

これらの筋肉が硬くなり正常な働きができなくなると、歩く際に股関節をあげられなくなり、結果的につまづきやすくなります。

 

では次に足首の問題についてお話していきましょう。

 

【足関節の問題】

足の前側には足首を反らしてつま先を持ち上げる筋肉があります。

その中でも特に前脛骨筋(ぜんけいこつきん)が大きな役割を果たしています。

前脛骨筋が働くことで、つま先を含めた足全体が持ち上がり、小さな道を凹凸や段差につまづくことなく歩けるのです。

 

ここまで、筋肉が原因でつまづきやすくなる、というお話をしてきました。

筋肉自体の伸び縮みがうまくいかなくなることに加え、筋肉を動かす司令塔である脳、また、指令を伝える神経が正常に働いていないという可能性も捨てきれません。

何らかの後遺症である場合もあります。

 

まだ若い方は肉体的にも丈夫なため、たとえバランスを崩しても転倒しなかったり、転倒したとしても些細な傷で済むでしょう。

しかし、高齢者の場合はつまづきひとつで転倒につながる可能性があり、転倒から骨折、脳震盪など様々な恐れがあります。

 

もしご自身の周りで最近よくつまづくと悩んでいる高齢者がいらっしゃったら間違いなく通院を勧めた方が良いでしょう。

一度病院などで脳に異常がないか調べ、異常がなければリハビリを行うという流れが理想的です。

 

当院では患者様ひとりひとりの状態に合わせ、必要な運動療法をおこなっていきます。

 

「まだ高齢ではないけれど将来が心配」

「おじいちゃんが最近つまづくと言っていた」

などありましたらぜひ当院にご相談ください。

症状の改善に尽力いたします。

 

ありのみ整骨院 岸和田院

院長 永井

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