ギックリ腰には前兆がある!?
2023/11/01
ギックリ腰には前兆がある!?
今回お話するのはギックリ腰についてです。
『自分がギックリ腰になった』、あるいは『周りの人がギックリ腰になっていた』ことってありますよね?
ご自身がギックリ腰を経験された方はもちろん辛さはわかると思いますし、ギックリ腰になった人を見ていてもひと目で大変そうということがわかると思います。
ギックリ腰って、重い物を持ち上げた時に急になってしまうイメージが強いですよね。
でも実はこれって前兆があったりするんです。
それを今回お教えしますので、ギックリ腰になりやすい方はぜひ日常で気を付けてみてください。
【ギックリ腰で痛めることが多い筋肉】
前兆をお話するのに欠かせないのが、どの筋肉を痛めているかということです。
結論から言うと、一番痛めやすい筋肉は腸腰筋です。
この筋肉は主に股関節の屈曲を働かせます。
太ももを上にあげる、といった動きで頑張る筋肉なのです。
この筋肉が腰から始まり骨盤を通り股関節の太ももの骨についています。
この筋肉が縮むことで太ももを持ち上げることができます。(働きはそれだけではありませんが)
【前兆とは?】
筋肉を痛め、ギックリ腰になる前には日頃からの疲労が蓄積し、筋肉が硬くなっているはずです。
太ももを持ち上げる筋肉が硬くなっているということは、太ももを持ち上げにくくなっているということです。
つまり、前兆とは、太ももを持ち上げる動作をすると力が入りづらかったり、腰に痛みが走ることです。
日常動作では、
①階段を登る際に足があがりづらい
②ズボンやパンツを立ったまま履く際に足があがりづらい
③寝ている姿勢から起き上がろうとすると腰に痛みが走る
などがあげられます。
このような兆候が見られた場合、ギックリ腰は目の前かもしれません。
【前兆が出始めたら】
まず、日常の動作は慎重におこなうようにしましょう。
特にかがんだ状態から上体を起こす際に一番ギックリ腰になりやすいので注意が必要です。
YouTubeで腸腰筋のストレッチを検索していただいたり、治療院に通院することをオススメします。
当院ではギックリ腰に対する施術や、ぎっくり腰を未然に防ぎやすくなるよう体を整えることも可能です。
もしお悩みの方はぜひ一度ご来院ください。
お待ちしております。
ありのみ整骨院 岸和田院
院長 永井